CentOS 5
各種サービスの起動・停止・削除
[1] デフォルトで有効になっている不要サービスは停止しておきます。 まず、以下のコマンドでサービス一覧を出力します。
[root@ns ~]#
chkconfig --list | less

[2] 不要なサービスを止めます。以下の例では、まず、パッケージの更新通知サービスを停止し、 システムの起動時に自動的に立ち上がらないようにしています。
[root@ns ~]#
/etc/rc.d/init.d/yum-updatesd stop

Stopping yum-updatesd
[ OK ]

[root@ns ~]#
chkconfig yum-updatesd off

[3] または、自分の環境では、明らかに現在も将来も必要ないであろうサービスであれば、 停止するのではなく削除してしまいます。 [1]で出力したサービス一覧で、どのようなサービスか不明な場合は、まず、ドキュメントを出力して確認します。 以下の例では、パッケージの更新通知サービスのドキュメントを出力して、削除しています。
[root@ns ~]#
man yum-updatesd


yum-updatesd(8)

NAME
yum-updatesd - Update notifier daemon

SYNOPSIS
yum-updatesd

DESCRIPTION
yum-updatesd provides notification of updates which are available to be applied to your system. This notification can be either via syslog, email or over dbus. Configuration is done via the yum-updatesd.conf (5) file.

SEE ALSO
yum (8)
yum-updatesd.conf (5)
http://linux.duke.edu/yum/

Jeremy Katz 2006 June 26 yum-updatesd(8)
[root@ns ~]#
rpm -e yum-updatesd

[4] このサイトで紹介しているのと同じ構成でインストールした場合の、 デフォルトで入っているサービスの一覧です。右側に○が入っているものは筆者がONにしたサービスです。
NetworkManager 有線・無線ネットワーク接続を自動的に検出・選択  
acpid 電源管理  
anacron ジョブの定期実行。cronとの違いは、例えば電源がオフになっていたことが原因で、 指定したタスク設定が期間内に実行されていない場合は、システム起動後に遅延実行ができる。  
apmd 電力管理  
atd 指定時間にジョブを実行。atコマンドを使うために必要。  
auditd ユーザー領域デーモン 。システムを監査しログに記録したりする。
autofs システム起動時にリムーバブルメディアを自動マウント  
avahi-daemon mDNS/DNS-SDというものを通して、例えば、LAN内の、今現在チャットできる人や、 その他、プリンタや共有ファイル等を見つけたりできるそうです。  
avahi-dnsconfd mDNS/DNS-SD構成デーモンのユニキャストDNSサーバだそうです。  
bluetooth 各種端末との無線通信を提供  
conman コンソール管理プログラム  
cpuspeed CPUが省電力機能を備えていれば、このサービスと合わせて有効になる。  
crond ジョブの定期実行
cups 印刷システム  
dund Bluetoothのダイヤルアップネットワーキングデーモン  
firstboot インストール時に行ったシステムのデフォルト言語の選択やセキュリティレベルの設定等を ウィザード形式で再度設定できる。インストール後のシステム初回起動では自動で立ち上がる。  
gpm コンソールでマウスが使用できる。  
haldaemon ハードウェアの情報を収集。デスクトップ用途向け。  
hidd Bluetooth HID(Human Interface Device - キーボードやマウス等) デーモン  
ip6tables IPv6環境におけるパケットフィルタリング  
iptables パケットフィルタリングやNAT、IPマスカレード  
irda 赤外線通信  
irqbalance マルチプロセッサ環境で他のCPUも割り込み処理を行なえる
kudzu 新規・変更されたハードウェアを検出する  
lvm2-monitor 「dmeventd」を使用してLVM2のミラーやスナップショットを監視する  
mcstrans SELinux関係のデーモン  
mdmonitor ソフトウェアRAIDを監視  
mdmpd ソフトウェアRAIDを監視  
messagebus アプリケーション間でメッセージを送る
microcode_ctl Intel IA32 プロセッサ用のユーティリティ  
multipathd DeviceMapperとよばれるカーネルの機能を管理  
netfs NFSクライアント  
netplugd ネットワークケーブルのホットプラグを管理  
network ネットワークシステム
nfs NFSサーバー。ネットワーク上でファイルを共有する。  
nfslock NFSサーバーのデータを保護するファイルロックを提供  
nscd 名前解決等のデータをキャッシュする  
oddjobd com.redhat.oddjob サービスを提供するらしい。D-Bus メソッドを利用するらしい  
pand Bluetooth経由のイーサネット接続を提供  
pcscd スマートカードとの通信をサポート  
portmap NISやNFSなどRPCサービス向けのポート指定デーモン  
psacct コマンド負荷状況の統計情報を出力  
rawdevices ロウデバイスをブロックデバイスに割り当てる  
rdisc ローカルサブネット内のルーターを検出する。  
readahead_early ページキャッシュ内のファイルを前もって読みだす  
readahead_later ランレベル5でページキャッシュ内のファイルを前もって読みだす  
restorecond ファイル作成時にSELnuxのポリシーにしたがったファイルかどうか確認する。  
rpcgssd NISやNFSなどのネットワークファイルシステム関連のデーモン  
rpcidmapd NISやNFSなどのネットワークファイルシステム関連のデーモン  
rpcsvcgssd NISやNFSなどのネットワークファイルシステム関連のデーモン  
saslauthd 認証機能を提供  
sendmail SMTPサーバー  
smartd HDDの障害予測を提供  
sshd 暗号化通信を提供
syslog システムのログを記録
tcsd TrouSerS server daemon  
wpa_supplicant IEEE 802.1x 認証を提供  
xfs Xフォントサーバー  
ypbind NISのシステムで必要  
yum-updatesd 更新されたパッケージを通知してくれるデーモン