Pound - インストール/設定2008/08/15 |
Pound をインストールして複数のサーバーにロードバランシングできるようにします。
例として、ここでは以下のような環境で構築してみます。
(1) www.srv.world [10.0.0.50] Poundサーバー (2) www01.srv.world [10.0.0.51] Webサーバー#1 (「www.srv.world」へのリスエストを受け付ける ) (3) www02.srv.world [10.0.0.52] Webサーバー#2 (「www.srv.world」へのリスエストを受け付ける ) (4) www03.srv.world [10.0.0.53] Webサーバー#3 (「www.virtual.host」へのリスエストを受け付ける ) (5) www04.srv.world [10.0.0.54] Webサーバー#4 ( 上記以外のリスエストを受け付ける ) |
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[1] | Pound のインストールと設定 |
[root@www ~]#
vi /etc/pound.cfg # 13行目:追記 ( ログレベル - 5が最大 ) LogLevel 3
# 14行目:追記 ( ハートビートを送る間隔 - 秒 ) Alive 30
# 21-25行目:コメントにしておく # ListenHTTPS# Address 0.0.0.0# Port 443# Cert "/etc/pki/tls/certs/pound.pem"# End
# 「www.srv.world」へのリスエストを受け付ける HeadRequire "Host: .*www.srv.world" BackEnd # バックエンドサーバー#1のIPアドレス Address 10.0.0.51 # バックエンドサーバーの待ち受けポート Port 80 End
BackEnd # バックエンドサーバー#2のIPアドレス Address 10.0.0.52 # バックエンドサーバーの待ち受けポート Port 80 End End
Service
# 「www.virtual.host」へのリスエストを受け付ける HeadRequire "Host: .*www.virtual.host" BackEnd # バックエンドサーバー#3のIPアドレス Address 10.0.0.53 # バックエンドサーバーの待ち受けポート Port 80 End End
Service
# 上記以外のその他のリスエストを受け付ける HeadRequire "Host: .*" BackEnd # バックエンドサーバー#4のIPアドレス Address 10.0.0.54 # バックエンドサーバーの待ち受けポート Port 80 End End /etc/rc.d/init.d/pound start Starting Pound: starting... [ OK ] [root@www ~]# chkconfig pound on
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[2] | Webブラウザから Poundサーバー ( www.srv.world ) にアクセスしてみます。 設定通り「www01.srv.world」が応答しています。 |
[3] | 「www01.srv.world」を手動で落としてみると、設定通り「www02.srv.world」が応答するようになりました。 |
[4] | 「www.virtual.host」にアクセスすると、設定通り「www03.srv.world」が応答します。 |
[5] | 以下のようにIPアドレス直指定等で、 設定した「www.srv.world」,「www.virtual.host」以外にアクセスすると、 設定通り「www04.srv.world」が応答します。 |
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