デスクトップ環境 : GNOME デスクトップ インストール2019/09/26 |
CentOS サーバーを GUI 無しでインストールしたが、使用したいアプリケーションが
GUI 必須であるため、後からデスクトップ環境が必要になった、といった場合は、以下のようにインストール可能です。
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[1] | 当例では GNOME デスクトップ環境をインストールします。 |
[root@dlp ~]# dnf -y group install "Server with GUI" |
[2] | インストール終了後、テキストログインからデスクトップを起動するには、任意のユーザーでコンソールから再ログインし、以下のように実行します。 |
[cent@dlp ~]$
startx
# デフォルトでは GNOME Shell が起動するが クラシックモードで起動する場合は以下のように設定後 startx
[cent@dlp ~]$
vi ~/.xinitrc # 新規作成 export XDG_CURRENT_DESKTOP=GNOME-Classic:GNOME export GNOME_SHELL_SESSION_MODE=classic exec /usr/bin/gnome-session --session=gnome-classic startx
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[3] | または、システムをグラフィカルログインに変更して使用する場合は、 こちらを参考に、設定を変更してシステムを再起動します。 再起動後、以下のようにグラフィカルなログイン画面が表示されます。 |
[4] | ユーザー各々につき、初回の GUI ログイン時には、言語やキーボードの設定を求められるため、自身の環境に応じて必要な設定を選択します。 初回起動時の設定が終了すると以下のように GNOME デスクトップが使用可能となります。 |
[5] | RHEL 8 / CentOS 8 では GNOME Shell がデフォルトになっていますが、RHEL 7 / CentOS 7 デフォルト のようなクラシックモードを使用したい場合は、ログイン画面で [Sign In] ボタンの左横のアイコンをクリックし、メニューから [Classic] を選択してログインすると、クラシックモードが使用可能です。 |
[6] | GNOME デスクトップ クラシックモードでのデスクトップ画面です。 |
デスクトップ環境 : 日本語環境にする
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日本語環境に変更する場合は、こちらを参考に、日本語関連の設定をします。
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[8] | 日本語入力プログラムをインストールします。 |
[root ~]# dnf -y install ibus-kkc |
[9] | ログインすると、GNOME デスクトップ が日本語になります。 |
[10] | 日本語入力の設定をします。デスクトップ上の任意の場所で右クリックし、[設定] を開きます。 |
[11] | 左メニューで [Region & Language] を選択し、右ペインで [入力ソース] の項目の下の [+] ボタンをクリックします。 |
[12] | [日本語] をクリックします。 |
[13] | [日本語 (かな漢字)] を選択して [追加] ボタンをクリックします。 |
[14] | 入力ソースの設定は以上です。右上の [x] ボタンをクリックしてウインドウを閉じます。 |
[15] | 入力ソースが二つ以上登録されると、上段のパネルに入力ソースの切り替えアイコンが表示されるようになるので、 日本語を入力する場合は、アイコンをクリックした後、[日本語 (かな漢字)] を選択すると日本語入力が可能となります。 なお、入力ソース切り替えのキーボードショートカットも登録されているため、キーボード操作のみでも切り替え可能です。 入力ソース切り替えのデフォルトショートカットは [Windows キー] + [スペースキー] です。 |
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