SQL Server 2022 : Failover Cluster Instance #22025/01/16 |
SQL Server のクラスター環境 SQL Server Failover Cluster Instance (FCI) を構築します。
当例では以下のような環境を前提に、2 台の SQL サーバーでクラスター環境を構成します。 | +----------------------+ | +----------------------+ | [ AD DS ] |10.0.0.100 | 10.0.0.110| [ iSCSI Target ] | | fd3s.srv.world +-----------+-----------+ tgt01.srv.world | | | | | | +----------------------+ | +----------------------+ | +----------------------+ | +----------------------+ | [ SQL Server #1 ] |10.0.0.101 | 10.0.0.102| [ SQL Server #2 ] | | rx-7.srv.world +-----------+-----------+ rx-8.srv.world | | | | | +----------------------+ +----------------------+ |
[1] |
事前に SQL Server Failover Cluster Instance の構成で、プライマリーノードのインストールまで実施済み であることを前提に進めます。 |
[2] |
セカンダリーノードの Windows ファイアウォールで、既定のインスタンスのポート [1433/TCP] を許可しておきます。 |
[3] |
セカンダリーノードで SQL Server をインストールします。 SQL Server のインストールプログラム [setup.exe] を起動し、[SQL Server フェールオーバー クラスターにノードを追加] をクリックします。 |
[4] | 必要な項目を選択して進めたあと、以下のセクションで、クラスターノードの構成を確認します。 既存のクラスター構成が自動的に検出されるため、内容を確認して次へ進めます。 |
[5] | 必要な項目を選択して進めたあと、以下のセクションで、クラスターネットワークの構成を確認します。 既存のクラスター構成が自動的に検出されるため、内容を確認して次へ進めます。 |
[6] |
必要な項目を選択して進めたあと、以下のセクションで、サービスアカウントを設定します。 プライマリーノードでドメインユーザーアカウントを設定したサービスは自動的に検出されるため、それらのサービスはパスワードのみ入力すれば OK です。 以降はスタンドアロン インストールと同様に進めてインストールを完了します。 |
[7] | SQL Server Failover Cluster Instance 構成後は WSFC の管理画面で、役割が追加されていることが確認できます。 |
[8] | SSMS 等のクライアントプログラムをインストールした任意のクライアントコンピューターから、設定した [SQL Server のネットワーク名] 宛てにログイン可能です。 |
Sponsored Link |
|