Oracle Database 11g R2 インストール2011/03/29 |
Oracle Database 11g R2 のインストールです。インストールはGUIで進みますので、
デスクトップ環境導入済みを前提として進めていきます。
|
[1] | Oracle Databse 11g R2 の Linux 用を下記サイトからダウンロードしてサーバーの作業用一時ディレクトリにアップロードしておいてください。
http://www.oracle.com/technology/software/products/database/index.html ダウンロード後、ファイルがある場所へ移動し、以下のようにファイルを展開し、インストーラーを起動します。 GUIでのインストールになるため、以下はXターミナル上から行います。 |
[oracle@db01 ~]$ cd tmp [oracle@db01 tmp]$ unzip linux.x64_11gR2_database_1of2.zip [oracle@db01 tmp]$ unzip linux.x64_11gR2_database_2of2.zip [oracle@db01 tmp]$ ./database/runInstaller
|
[2] | 上記コマンド実行後、以下のようにインストーラが起動します。 まずはセキュリティに関する情報等を受け取るためのメールアドレスとOracleサポートのパスワードを入力します。 |
[3] | データベースは後ほど作成するとして、ここでは中段のソフトウェアのみインストールするを選択して次へすすみます。 |
[4] | ここでは上段のシングルインスタンスDBですすめます。 |
[5] | 言語を選択します。 |
[6] | インストールするエディションを選択します。 |
[7] | Oracleのベースディレクトリやファイルの場所を指定します。変更したい場合は変更してください。 ここではデフォルトのまま進みます。 |
[8] | インストール用ファイルのディレクトリを指定します。変更したい場合は変更してください。 ここではデフォルトのまま進みます。 |
[9] | 特権グループを指定します。変更したい場合は変更してください。 ここではデフォルトのまま進みます。 |
[10] | Oracle Databse をインストールするための推奨要件のチェックが走ります。 普通にいけば以下のようにいくつかのパッケージがひっかかります。 (筆者はSwapサイズもひっかかってますがこれはスペックを抑えた仮想マシンで実行しているためで、通常は問題ないはずです。) これらのひっかかるパッケージは、実際にインストールされているものは推奨要件よりも上のバージョンであるものがほとんどで大きな問題はないため、 「Ignore All」にチェックを入れ次へ進みます。(pdkshはリポジトリから提供されていない上にあまり必要性もないです) |
[11] | これまで設定入力してきたもののサマリです。よければ「Finish」をクリックしてインストールを開始します。 |
[12] | インストールが進行していきます。そこそこ時間がかかります。 |
[13] | 以下の画面が表示され、rootで表示のスクリプトを実行するよう求められますので、別端末を開く等して以下のように実行してください。 実行後OKボタンをクリックしてください。 |
[root@db01 ~]# /usr/oracle/oraInventory/orainstRoot.sh
Changing permissions of /usr/oracle/oraInventory.
Adding read,write permissions for group. Removing read,write,execute permissions for world.
Changing groupname of /usr/oracle/oraInventory to oinstall.
[root@db01 ~]# The execution of the script is complete. /usr/oracle/app/product/11.2.0/dbhome_1/root.sh
Running Oracle 11g root.sh script...
The following environment variables are set as:ORACLE_OWNER= oracle
ORACLE_HOME= /usr/oracle/app/product/11.2.0/dbhome_1
Enter the full pathname of the local bin directory: [/usr/local/bin]: # Enter Copying dbhome to /usr/local/bin ... Copying oraenv to /usr/local/bin ...
Copying coraenv to /usr/local/bin ...
Creating /etc/oratab file...Entries will be added to the /etc/oratab file as needed by Database Configuration Assistant when a database is created Finished running generic part of root.sh script. Now product-specific root actions will be performed. Finished product-specific root actions. |
[14] | インストール完了です。「Close」ボタンをクリックして終了します。 |
[15] | Oracle ユーザーの環境変数の設定と、インストールに使用した一時フォルダの削除をしておきます。 |
[oracle@db01 ~]$
vi ~/.bash_profile # 最終行に追記
export ORACLE_HOME=$ORACLE_BASE/product/11.2.0/dbhome_1
export PATH=$PATH:$ORACLE_HOME/bin source ~/.bash_profile [oracle@db01 ~]$ rm -rf tmp
|
Sponsored Link |