Ubuntu 10.04
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アクセス権付の共有フォルダ作成2010/07/21

  ユーザー認証が必要なアクセス権付の共有フォルダを作ります。 小規模なグループでフォルダ共有する場合は古アクセスの設定でよいでしょうが、 大規模になると、いくら内部とはいえ、故意はないにしろ、誰が何をするか分からないためアクセス権を付けます。

以下の例では 'security' というグループを作成し、 共有フォルダへはそのグループに属するユーザーのみがアクセスできるようにしています。

[1] Samba の設定をします。
root@master:~#
groupadd security

root@master:~#
mkdir /home/security

root@master:~#
chgrp security /home/security

root@master:~#
chmod 2770 /home/security

root@master:~#
vi /etc/samba/smb.conf


# 103行目:変更

security =
user


# 最終行に以下7行追記

[Security]
# テキトーに好きな名前指定

   path = /home/security
   writable = yes
   create mode = 0770
   directory mode = 0770
   share modes = yes
   guest ok = no
# ゲストは不許可

   valid users = @security
# security グループのみ許可


# Samba にユーザー登録

root@master:~#
smbpasswd -a lucid

New SMB password:    
# パスワード設定

Retype new SMB password:
root@master:~#
vi /etc/group


# 追記

security:x:1001:
lucid


root@master:~#
service smbd restart

smbd start/running, process 3595
[2] クライアントのWindows側での設定です。まずは以下のように 「マイコンピュータ」-「ネットワークドライブの割り当て」をクリックします。
 
[3] 「\\サーバー名\共有フォルダ名」と指定します。
 
[4] パスワードの入力を求められます。[1] で設定した Samba 用のパスワードを入力します。
 
[5] アクセスできました。
 
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