rootユーザを使えるようにする2013/04/27 |
Ubuntuのデフォルト設定では rootユーザーはパスワードが設定されていないため使えるようになっていません。
基本は管理者として設定したユーザーから sudo で root特権を使います。基本は、ミスを避けるためにも、
必要なときのみroot特権を使うというポリシーで、sudo 経由の特権一時利用がセオリーです。
企業内で複数人で管理者権限を使う場合は、個人の特定のためにも sudo の利用は必須でしょう。
が、しかし、何らかの理由で rootユーザーを使いたい場合はrootパスワードを設定してやれば使えるようになります。
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[1] | rootパスワードを設定してrootユーザーに遷移できるようにする |
ringtail@dlp:~$ Enter new UNIX password: # rootパスワード設定 Retype new UNIX password: # 確認再入力 passwd: password updated successfully ringtail@dlp:~$ su - Password: # rootパスワード入力 root@dlp:~# # rootになれた |
※ |
当サイトの例では、以後、rootユーザーからのコマンド入力で進めていきます。
一般ユーザーから sudo で管理者権限を使用している場合はコマンドの頭に sudo をつけて読み替えてください。
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[2] | rootユーザーを使えるようにした場合、rootユーザーに su で遷移できるユーザーを限定しておきます。 |
root@dlp:~#
vi /etc/pam.d/su # 15行目:コメント解除し su を許可するグループ名追記 auth required pam_wheel.so group=adm
usermod -G adm ringtail |
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