Ubuntu 15.04
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rootユーザを有効にする2015/04/24

 
Ubuntu のデフォルト設定では root ユーザーはパスワードが設定されていないため利用することができません。 基本はミスを避けるためにも、管理者として設定したユーザーから sudo で root 特権を使いますが、何らかの事情で root ユーザーを直接利用したい場合は root パスワードを設定すれば利用できるようになります。
[1] rootパスワードを設定してrootユーザーに遷移できるようにする
vervet@dlp:~$
sudo passwd root

Enter new UNIX password:
# rootパスワード設定

Retype new UNIX password:
# 確認再入力

passwd: password updated successfully
vervet@dlp:~$
su -

Password:
# rootパスワード入力

root@dlp:~#
# rootになれた

当サイトの例では、以後、rootユーザーからのコマンド入力での表示をしていきます。 一般ユーザーから sudo で管理者権限を使用している場合はコマンドの頭に sudo をつけて読み替えてください。
[2] rootユーザーを使えるようにした場合、rootユーザーに su で遷移できるユーザーを限定しておきます。
root@dlp:~#
vi /etc/pam.d/su
# 15行目:コメント解除し su を許可するグループ名追記

auth   required   pam_wheel.so  
group=adm
root@dlp:~#
usermod -G adm vervet

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