初期設定 : root ユーザーを利用する2019/04/22 |
Ubuntu のデフォルト設定では root ユーザーはパスワードが設定されていないため利用不可となっています。
基本は管理者として設定したユーザーで sudo コマンドを利用して root 特権を行使するべきですが、何らかの理由で
root ユーザーを利用したい場合は以下のようにして利用可能です。
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[1] | Ubuntu サーバー インストール過程で追加したユーザーのように、Sudo による全管理者権限が与えられたユーザーであれば、 Sudo のオプション指定で root 権限のシェルを取得可能です。 |
ubuntu@dlp:~$ sudo -s [sudo] password for ubuntu: # 自身のパスワード root@dlp:~# # 遷移完了 |
[2] | または root ユーザーにパスワードを設定することで、従来の su コマンドによる利用が可能となります。 |
ubuntu@dlp:~$ [sudo] password for ubuntu: # 自身のパスワード Enter new UNIX password: # rootパスワード設定 Retype new UNIX password: # 確認再入力 passwd: password updated successfullyubuntu@dlp:~$ su - Password: # rootパスワード入力 root@dlp:~# # 遷移完了 |
※ |
当サイトの例では、以後、root ユーザーからのコマンド入力での表示をします。
一般ユーザーから Sudo で管理者権限を使用している場合はコマンドの頭に sudo をつけて読み替えてください。
上記いずれかの方法で root ユーザーのシェル取得による遷移行動を許可する場合は、実行可能ユーザーを限定しておいた方がよいでしょう。
Sudo の場合は禁止コマンドとしてシェルを登録しておけば -s オプション指定での root シェル取得による遷移行動は不可となります。
Sudo の設定方法はこちらを参照ください。
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[3] | su コマンドの実行を制限する場合は、以下のように設定します。 |
root@dlp:~#
vi /etc/pam.d/su # 15行目:コメント解除し su を許可するグループ名追記
auth required pam_wheel.so group=adm
root@dlp:~# usermod -G adm ubuntu |
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