Windows 2025
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Hyper-V : 仮想マシン作成 (Windows)2024/12/12

 

仮想マシンを新規作成します。
ゲスト OS にはベースシステムと同じ Windows Server 2025 を例にします。

[1] CUI で作成する場合は PowerShell を管理者権限で起動して設定します。
Windows PowerShell
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# 任意のパスに仮想マシン格納ディレクトリ作成
PS C:\Users\Administrator> mkdir C:\Virtual_Machine 

# 作成した仮想スイッチ確認
PS C:\Users\Administrator> Get-VMSwitch 

Name     SwitchType NetAdapterInterfaceDescription
----     ---------- ------------------------------
Bridge01 External   Red Hat VirtIO Ethernet Adapter

# 仮想マシン名等をセット
PS C:\Users\Administrator> $ParentDir = 'C:\Virtual_Machine' 
PS C:\Users\Administrator> $VMName = 'Win2k25' 
PS C:\Users\Administrator> $Switch = 'Bridge01' 

# 第 2 世代で 仮想マシン作成
PS C:\Users\Administrator> New-VM -Name $VMName `
-MemoryStartupBytes 8GB `
-Generation 2 `
-NewVHDPath "$ParentDir\$VMName\$VMName.vhdx" `
-NewVHDSizeBytes 50GB `
-Path "$ParentDir\$VMName" `
-SwitchName $Switch 

Name    State CPUUsage(%) MemoryAssigned(M) Uptime   Status             Version
----    ----- ----------- ----------------- ------   ------             -------
Win2k25 Off   0           0                 00:00:00 Operating normally 12.0

# 仮想マシンの vCPU 数を変更
PS C:\Users\Administrator> Set-VMProcessor $VMName -Count 4 

# SCSI コントローラー追加
PS C:\Users\Administrator> Add-VMScsiController -VMName $VMName 

# 追加したコントローラーにインストールイメージをセット
PS C:\Users\Administrator> Add-VMDvdDrive -VMName $VMName `
-ControllerNumber 1 `
-ControllerLocation 0 `
-Path 'C:\Users\Administrator\Documents\Win2025_26100.1742.240906-0331.ge_release_svc_refresh_SERVER_EVAL_x64FRE_en-us.iso' 

# 仮想 DVD ドライブの起動順序を最優先に設定
PS C:\Users\Administrator> Set-VMFirmware -VMName $VMName -FirstBootDevice (Get-VMDvdDrive -VMName $VMName) 

# 仮想マシン起動
PS C:\Users\Administrator> Start-VM -Name $VMName 

# 仮想マシン起動後は [13] 以降を参照してインストールを実施
Hyper-V : 仮想マシン作成 (Windows) (GUI)
 

GUI で作成する場合は以下のように設定します。

[2] [スタート] - [サーバーマネージャー] を起動し、[ツール] - [Hyper-V マネージャー] をクリックします。
[3] 左ペインで自身のホスト名を右クリックし、[新規] - [仮想マシン] を選択します。
[4] [次へ] をクリックします。
[5] 仮想マシンの名前を入力します。任意の名前で OKです。
仮想マシンの格納場所を変更したい場合は、 [仮想マシンを別の場所に格納する] にチェックを入れ、指定の場所に変更します。 当例では既定のまま進めます。
[6] 仮想マシンの世代を選択します。当例では第 2 世代で進めます。
[7] 仮想マシンに割り当てるメモリ容量を指定します。
[8] 仮想マシンにネットワークアダプターを割り当てる場合は選択します。割り当てをしないと仮想マシンはネットワークに接続できません。
[9] 仮想ハードディスクの設定です。いずれかを選択して進めます。当例では以下のように新規作成して進めます。
[10] OS のインストール元の選択です。当例では以下のように ISO イメージファイルを指定して進めます。
[11] 全て問題なければ [完了] ボタンをクリックします。
[12] 仮想マシンが作成されました。起動するには作成された仮想マシンを右クリックし、[起動] を選択します。
[13] 仮想マシンへの接続は、右クリックメニューより [接続] を選択することで接続可能です。
[14] 仮想マシンに接続するとインストーラーが起動しています。通常通りの手順でインストールを進めれば OK です。
環境によっては、下画像の 2 番目のような画面になることがありますが、[Restart now] をクリックして再起動すると、通常通りインストーラーが起動します。
[15] インストールが完了し、Windows Server 2025 仮想マシンが起動しました。
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