Salt : Salt State File を利用する#12016/10/08 |
Salt State File の基本的な利用方法です。
Salt State File はシステムの構成をまとめたもので、YAML 形式で記述します。
単に State ファイル または SaLt State の大文字部分を略して SLS ファイルとも呼びます。 State ファイルの拡張子は *.sls となります。 |
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[1] | まず最初に State ファイルを配置するルートディレクトリを定義します。 設定ファイルに定義しない場合のデフォルトは、コメント状態で用意してある通り /srv/salt となっています。 なお、当例ではデフォルトで進めます。 |
[root@dlp ~]#
vi /etc/salt/master # 417行目:コメント解除してルートディレクトリ定義 file_roots: base: - /srv/salt[root@dlp ~]# mkdir /srv/salt |
[2] | 定義したルートディレクトリ直下に State ファイルを作成することで、salt
コマンドによりノードへの State ファイル記述構成の適用が可能となります。 例として wget パッケージをインストールする State ファイルです。 |
# 新規作成 install_wget: pkg.installed: - name: wget # node01 へ適用 [root@dlp ~]# salt "node01.srv.world" state.sls default node01.srv.world: ---------- ID: install_wget Function: pkg.installed Name: wget Result: True Comment: The following packages were installed/updated: wget ..... ..... Summary ------------ Succeeded: 1 (changed=1) Failed: 0 ------------ Total states run: 1 # 確認 [root@dlp ~]# salt "node01.srv.world" cmd.run 'rpm -q wget' node01.srv.world: wget-1.14-10.el7_0.1.x86_64 |
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