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SpeedyCGIでCGIを高速化2010/06/03

  Perlスクリプトを高速化できる SpeedyCGI を導入します。 Perlインタープリタをメモリに常駐させることで高速化を図っています。

ただし、この SpeedyCGI を使うときはPerlスクリプトの書き方には注意が必要です。 これらを使う場合、グローバル変数を使いすぎていると、期待した動作をしなくなります。そのため変数は極力 'my' や 'local' で宣言するようにしなければなりません。

[1] インストール
[root@www ‾]#
yum -y install mod_speedycgi


# シンボリックリンク作成

[root@www ‾]#
ln -s /usr/bin/speedy /usr/local/bin/speedy
[2] 記述方法です。通常の記述で、頭のパスをかえてやればよいだけです。 ただしその後のオプションはつけておいた方がよいでしょう。 '-t' は続く数字の秒数以上リクエストがないと 常駐perlインタープリタを終了します。 '-M' は続く数字の数にバックエンドの数を制限します。
[root@www ‾]#
vi /var/www/html/speedy.cgi


#!/usr/local/bin/speedy -- -t300 -M1

print "Content-type: text/html\n\n";
print <<"EOM";
<html>
<body>
<div style="width:100%;font-size:40px;font-weight:bold;text-align:center">
Speedy CGI Test Page
</div>
</body>
</html>
EOM
exit;

  主なオプションです。

(1) -t秒数
指定の秒数後、何も新しいリクエストを受け取らなければ常駐perlインタープリタを終了
(デフォルトは3600秒)
(2) -M数字
指定数だけバックエンドのプロセスを制限
(デフォルトは0。すなわち制限なし)
(3) -Bバッファ数
perlバックエンドからデータを受け取るバッファ数を指定
(バイト単位で指定。デフォルトは131072バイト)
(4) -bバッファ数
perlバックエンドにデータを送るバッファ数を指定
(バイト単位で指定。デフォルトは131072バイト)
(5) -r回数
指定回数実行したらバックエンドプロセスを再起動
(デフォルトは500回)

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