Ubuntu 15.04
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KVM をネストする2015/05/12

 
KVM ゲスト上に KVM をインストールして仮想マシンを作成できるようにします。
仮想化の入れ子により、より少ない物理マシンでより多くのアプリケーションテストができるようになります。
[1] Nested KVM の設定を確認し、必要であれば設定変更して再起動します。
# 設定確認 ( 結果が「Y」となっていればOK )

root@dlp:~#
cat /sys/module/kvm_intel/parameters/nested

Y
# もし結果が「N」なら以下のようにして設定変更し一旦再起動 )

root@dlp:~#
echo 'options kvm_intel nested=1' >> /etc/modprobe.d/qemu-system-x86.conf
[2] 搭載している CPU のモデルを調べておきます。
root@dlp:~#
virsh capabilities | egrep "/model|/vendor"

<model>SandyBridge</model>    
# CPUモデル

<vendor>Intel</vendor>    
# CPUベンダー

<model>none</model>
<model>dac</model>
[3] Nested KVM を有効にしたい仮想マシンに以下のような設定を加えます。 以上でゲスト上でも KVM インストール/仮想マシンの作成ができるようなります。
# 仮想マシン「debian8」の設定編集

root@dlp:~#
virsh edit debian8
# 適用な箇所に以下を追記する

<cpu mode='custom' match='exact'>
 
# [2]で調べたCPUモデル

  <model fallback='allow'>SandyBridge</model>
 
# [2]で調べたCPUベンダー

  <vendor>Intel</vendor>
  <feature policy='require' name='vmx'/>
</cpu>
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