Fedora 10
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フルアクセスの共有フォルダ作成2008/11/30

  Windows と Linux でファイルを共有するためにファイルサーバーを構築します。 まずはそのために必要な Samba というソフトウェアをインストールします。
[root@lan ~]#
yum -y install samba
  Lan内の誰もが読み書きできて、且つ、ユーザー認証を必要としないフルアクセスの共有フォルダを作ります。

[1] Samba の設定をします。
[root@lan ~]#
mkdir /home/share

[root@lan ~]#
chmod 777 /home/share

[root@lan ~]#
vi /etc/samba/smb.conf


# テキトーに58行目あたりに以下2行追記

unix charset = UTF-8
dos charset = CP932


# 75行目:変更 ( Windowsに合わせる )

workgroup =
WORKGROUP


# 81行目:行頭の ';' を削除してアクセス許可するIPに変更

hosts allow =
192.168.0. 127.


# 102行目:変更

security =
share


# 最終行に以下7行追記

[Share]
# テキトーに好きな名前指定

   path = /home/share
# 共有フォルダ指定

   writable = yes
# 書き込みOK

   guest ok = yes
# ゲストユーザーOK

   guest only = yes
# 全てゲストとして扱う

   create mode = 0777
# フルアクセスでファイル作成

   directory mode = 0777
# フルアクセスでフォルダ作成

   share modes = yes
# 複数人が同一ファイルに同時アクセス時に警告


[root@lan ~]#
/etc/rc.d/init.d/smb start

Starting SMB services:
[  OK  ]

[root@lan ~]#
chkconfig smb on

[2] クライアントのWindows側での設定です。まずは以下のように 「マイコンピュータ」-「ネットワークドライブの割り当て」をクリックします。
 
[3] 画面の例にも書いてありますが、フォルダの欄に「\サーバー名共有フォルダ名」と指定します。 ここでの設定例だとサーバーのホスト名が 'lan.srv.world', 共有名は [1] の Samba の設定ファイルで追記した '[Share]' の部分なので 以下のように入力します。入力したら「完了」ボタンをクリックします。
 
[4] 以下のように共有フォルダへアクセスできました。
 
[5] 以下のように日本語名を使ったフォルダ/ファイルも作成できます。
 
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