FreeBSD 14
Sponsored Link

BIND : ゾーンファイルの設定2023/12/20

 
[named.conf] で定義した各ゾーン用に、設定ファイルを作成します。
ネットワークやドメイン名は、適宜、自身の環境に読み替えてください。
[1] ホスト名から IP アドレスを解決する、正引き情報のゾーンファイルを作成します。
下例は、ローカルネットワーク [10.0.0.0/24], ドメイン名 [srv.world] の環境の場合の設定です。
自身のドメイン名や、内部向けIP アドレス、外部向けIP アドレス に置き換えてください。
root@dlp:~ #
vi /usr/local/etc/namedb/primary/srv.world.lan
$TTL 86400
@   IN  SOA     dlp.srv.world. root.srv.world. (
        ;; シリアル番号は任意の数値で OK
        ;; 管理上の推奨は [YYYYMMDDnn] (更新日付 + 連番)
        2023122001  ;Serial
        3600        ;Refresh
        1800        ;Retry
        604800      ;Expire
        86400       ;Minimum TTL
)
        ;; ネームサーバーを定義
        IN  NS      dlp.srv.world.
        ;; ネームサーバーの IP アドレス
        IN  A       10.0.0.30
        ;; 使用するメールサーバーを定義
        IN  MX 10   dlp.srv.world.

;; ホスト名に関連付ける IP アドレスを定義
dlp     IN  A       10.0.0.30
www     IN  A       10.0.0.31
[2] IP アドレスからホスト名を解決する、逆引き情報のゾーンファイルを作成します。
下例は、ローカルネットワーク [10.0.0.0/24], ドメイン名 [srv.world] の環境の場合の設定です。
自身のドメイン名や、内部向けIP アドレス、外部向けIP アドレス に置き換えてください。
root@dlp:~ #
vi /usr/local/etc/namedb/primary/0.0.10.db
$TTL 86400
@   IN  SOA     dlp.srv.world. root.srv.world. (
        2023122001  ;Serial
        3600        ;Refresh
        1800        ;Retry
        604800      ;Expire
        86400       ;Minimum TTL
)
        ;; ネームサーバーを定義
        IN  NS      dlp.srv.world.

;; IP アドレスに関連付けるホスト名を定義
30      IN  PTR     dlp.srv.world.
31      IN  PTR     www.srv.world.
[3]
関連コンテンツ