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フルアクセスの共有フォルダ設定2015/12/02

 
Samba によるファイルサーバーの構築です。
例として、LAN 内の誰もが読み書き可能、且つ、ユーザー認証を必要としないフルアクセスの共有フォルダを設定します。
[1] Samba の設定です。
smb:~ #
zypper -n install samba samba-client
smb:~ #
mkdir /home/share

smb:~ #
chmod 777 /home/share

smb:~ #
vi /etc/samba/smb.conf
# 5行目あたり:以下2行追記

unix charset = UTF-8
dos charset = CP932
# 最終行に追記

[Share]
# 任意の共有名指定

   path = /home/share
# 共有フォルダ指定

   writable = yes
# 書き込み許可

   guest ok = yes
# ゲストユーザー許可

   guest only = yes
# 全てゲストとして扱う

   create mode = 0777
# フルアクセスでファイル作成

   directory mode = 0777
# フルアクセスでフォルダ作成

   share modes = yes
# 複数人が同一ファイルに同時アクセス時に警告
smb:~ #
/etc/init.d/smb start

smb:~ #
/etc/init.d/nmb start

smb:~ #
chkconfig smb on

smb:~ #
chkconfig nmb on
[2] クライアント側の設定です。Windows 10 を例にします。
以下のように「ネットワーク」-「ネットワークドライブの割り当て」をクリックします。
[3] 画面の例にも書いてありますが、フォルダの欄に「\\サーバー名\共有フォルダ名」と指定します。
[4] 共有フォルダへアクセスできました。 LAN 内であれば以下のようにギガビットの速度を十分に活かすことができます。
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