Memcached : インストール2016/07/18 |
分散型メモリキャッシュシステム Memcached をインストールします。
メモリ上で動作するためデータの読み取り/書き込みが高速で行えますが、Memcached 自身が停止や再起動をするとデータは失われます。 |
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[1] | Memcached をインストールします。 |
[root@dlp ~]# yum -y install memcached
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[2] | Memcached の設定は /etc/sysconfig/memcached で変更可能です。 ファイル中に用意されていないパラメーターは OPTIONS="***" へ任意のオプションを追加することで設定可能です。 Memcached 起動時のオプションは「man memcached」で確認できます。 |
[root@dlp ~]#
vi /etc/sysconfig/memcached # 待ち受けポート PORT="11211" # プロセスオーナー USER="memcached" # 最大同時接続数 MAXCONN="1024" # 最大メモリキャッシュサイズ (単位は MB) CACHESIZE="64" # 任意のオプションを指定可 # 例えば、デフォルトでは全インターフェースをリスンするが # もし 127.0.0.1 のみでリスンするよう変更する場合は以下のように追記する OPTIONS=" -l 127.0.0.1 "
systemctl start memcached [root@dlp ~]# systemctl enable memcached |
[3] | Memcached をデフォルトの全インターフェースをリスン状態で起動して他ホストからも利用する場合 且つ Firewalld を有効にしている場合は、Memcached 設定ポートの許可が必要です。 |
[root@dlp ~]# firewall-cmd --add-port=11211/tcp --permanent success [root@dlp ~]# firewall-cmd --reload success |
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