CentOS Stream 9
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Valkey : インストール2024/12/04

 

Redis のライセンス変更により、Redis コードからフォークしたインメモリー キーバリューストア型データベース Valkey をインストールします。

[1] Valkey をインストールします。
# EPEL からインストール

[root@dlp ~]#
dnf --enablerepo=epel -y install valkey
[2] Valkey の基本的な設定です。
[root@dlp ~]#
vi /etc/valkey/valkey.conf
# 88行目 : リスンするインターフェース
# デフォルトはローカルホストのみ
# 他ホストからも利用する場合は特定のネットワーク I/F に割り当てている IP に変更
# 全てリスンする場合は [0.0.0.0] を指定

127.0.0.1 -::1
# 139行目 : 待ち受けポート

port 6379
# 308行目 : デーモンの設定
# デフォルトは [no]
# サービスとして起動する場合は [yes] に変更

daemonize no
# 379行目 : データベースの個数
# データベース ID は 0 から割り当てられ
# (指定した値 - 1) の数のデータベースが利用可能となる

databases 16
# 455行目 : スナップショット取得間隔を設定
# 定期的にメモリ上に保持しているデータをディスクに保存する設定
# 以下のデフォルト設定の意味は下記の通り
# 少なくとも 一つのキーが変更された場合は 3600秒後にスナップショット取得
# 少なくとも 十個 (回) のキーが変更された場合は 300秒後にスナップショット取得
# 少なくとも 一万個 (回) のキーが変更された場合は 60秒後にスナップショット取得
# スナップショット取得をしない場合は [save] 行を全てコメント化 または [save ""] を指定

# save 3600 1 300 100 60 10000
# 1082行目 : クライアントからの接続パスワードを設定

requirepass password
# 1430行目 : データ更新の際は常にディスクに保存する設定 ( [yes] で有効化 )
# 有効化するとデータは永続化されるがパフォーマンスは低下する

appendonly no
# 1488行目 : appendonly を有効化した場合の書き込みのタイミング
# always=常に, everysec=毎秒毎, no=fsyncしない ( OS に任せる )

# appendfsync always
appendfsync everysec
# appendfsync no
[root@dlp ~]#
systemctl enable --now valkey

[3] Firewalld を有効にしている場合、且つ Valkey サービスとして起動して他ホストからも利用する場合は、サービスの許可が必要です。
[root@dlp ~]#
firewall-cmd --add-service=redis

success
[root@dlp ~]#
firewall-cmd --runtime-to-permanent

success
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