Debian 9 Stretch
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フルアクセスの共有フォルダ作成2017/06/25

 
Samba によるファイルサーバーの構築です。
例として、LAN 内の誰もが読み書き可能、且つ、ユーザー認証を必要としないフルアクセスの共有フォルダを設定します。
[1] Samba をインストールします。
root@smb:~#
apt -y install samba

[2] Samba の設定です。
root@smb:~#
mkdir /home/share

root@smb:~#
chmod 777 /home/share

root@smb:~#
vi /etc/samba/smb.conf
# 25行目:以下2行追記

unix charset = UTF-8
dos charset = CP932
# 30行目:必要があれば変更 (Windows側に合わせる)

workgroup =
WORKGROUP
# 48行目:コメント解除しアクセス許可IP追記

interfaces = 127.0.0.0/8
10.0.0.0/24
# 55行目:コメント解除 & 追記

bind interfaces only = yes
map to guest = Bad User
# 最終行に追記

# 任意の共有名称を指定

[Share]
  
# 共有フォルダ指定

   path = /home/share
  
# 書き込みOK

   writable = yes
  
# ゲストユーザーOK

   guest ok = yes
  
# 全てゲストとして扱う

   guest only = yes
  
# フルアクセスでファイル作成

   create mode = 0777
  
# フルアクセスでフォルダ作成

   directory mode = 0777
root@smb:~#
systemctl restart smbd

[3] クライアント側の設定です。Windows 10 を例にします。
エクスプローラを開き、以下のように「ネットワークドライブの割り当て」をクリックします。
[4] 画面の例にも書いてありますが、フォルダの欄に [\\サーバー名\共有フォルダ名] と指定します。 ここでの設定例だとサーバーのホスト名が [smb.srv.world], 共有名は [1] の Samba の設定ファイルで追記した [Share] の部分なので 以下のように入力します。入力したら「完了」ボタンをクリックします。
[5] 共有フォルダへアクセスできました。LAN内であれば十分にネットワーク速度を活かすことができます。
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