Fedora 22
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WebDAV の設定2015/06/02

 
WebDAVを利用したファイルサーバーの設定です。通信は SSL を要求するように設定します。
[1]
[2] 例として /home ディレクトリ直下に、ユーザー認証が必要な「webdav」というフォルダを作成し、WebDAV でアクセスできるように設定します。
[root@www ~]#
mkdir /home/webdav

[root@www ~]#
chown apache. /home/webdav

[root@www ~]#
chmod 770 /home/webdav

[root@www ~]#
vi /etc/httpd/conf.d/webdav.conf
# 新規作成

DavLockDB "/tmp/DavLock"
Alias /webdav /home/webdav
<Location /webdav>
    DAV On
    SSLRequireSSL
    Options None
    AuthType Basic
    AuthName WebDAV
    AuthUserFile /etc/httpd/conf/.htpasswd
    <RequireAny>
        Require method GET POST OPTIONS
        Require valid-user
    </RequireAny>
</Location>

# ユーザーを登録 : -c でファイル新規作成 ( -c は初回のみ付与 )

[root@www ~]#
htpasswd -c /etc/httpd/conf/.htpasswd fedora

New password:    
# パスワード設定

Re-type new password:    
# 再入力

Adding password for user fedora
[root@www ~]#
systemctl restart httpd

[3]
WebDAV クライアントの設定です。例として、WebDAV クライアント「CarotDAV」を利用する場合の設定です。
[4] 以下のサイトから CarotDAV をダウンロードして、インストールします。
⇒ http://www.rei.to/carotdav.html
インストール後、CarotDAV を起動すると以下の画面になるので、「File」-「New Connection」-「WebDav」と選択してください。
[5] 「Setting Name」には適当な名前を、「URI」には「サーバー名/設定した WebDAV フォルダ」を、 ユーザー名とパスワードに htpasswd で追加したユーザーの情報を入力し、「OK」をクリックします。
[6] 設定が追加されるので、ダブルクリックして接続します。
[7] 独自 SSL 証明書についてのエラーが出ますが、問題ないので「Ignore」をクリックして先へ進みます。
[8] アクセスできました。
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