CentOS 7
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oVirt 4.2 : oVirt 管理対象ノードを登録する2018/10/12

 
任意のクライアントホストから oVirt Web 管理コンソールにアクセスして、管理対象ノードの登録を行います。
当例では以下のような環境を例に設定します。
+----------------------+          |          +----------------------+
| [ oVirt Management ] |10.0.0.30 | 10.0.0.51| [   oVirt Node     ] |
|    dlp.srv.world     +----------+----------+   node01.srv.world   |
|                      |                     |                      |
+----------------------+                     +----------------------+

[1] oVirt ノードとするホストに oVirt リポジトリを追加して、必要なパッケージをインストールしておきます。
[root@node01 ~]#
yum -y install http://resources.ovirt.org/pub/yum-repo/ovirt-release42.rpm

[root@node01 ~]#
yum -y install qemu-kvm libvirt virt-install bridge-utils vdsm
[root@node01 ~]#
systemctl start libvirtd

[root@node01 ~]#
systemctl enable libvirtd

[2] 任意のクライアントホストで Web ブラウザーを起動し、oVirt Web 管理コンソール [https://(oVirt管理サーバーのホスト名 または IPアドレス)/] にアクセスします。トップページが表示されたら [Administration Portal] をクリックします。 以下の画面例は英語ですが、左下のプルダウンから日本語を選択して切り替え可能です。
[3] 認証画面になります。ここで oVirt管理サーバーのセットアップ中に設定した admin ユーザーとパスワードで認証してログインします。
[4] ログインできました。oVirt Web 管理コンソールのメイン画面になります。
[5] 管理対象ノードを登録します。左ペインから [Compute] - [Hosts] をクリックします。
[6] 右ペイン上部の [New] ボタンをクリックします。
[7] 登録したい管理対象ノードの情報を入力して [OK] をクリックします。
[8] [電源管理設定] についての確認が表示されます。マザーボードに IPMI が搭載されている場合に有効可能な機能です。 該当するなら設定、IPMI未搭載機器の場合はそのまま [OK] をクリックして進みます。
[9] 登録直後は対象ノードに対して、必要なパッケージのインストールや設定タスクが実行されるため、[Status] は [Installing] の状態となります。
[10] しばらくすると、対象ノードに対する設定が完了し、[Status] は [Up] の状態となります。
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