Fedora 24
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Perl を利用する2016/06/26

 
Perl スクリプトを CGI として利用できるよう設定します。
[1] Perl をインストールします。
[root@www ~]#
dnf -y install perl perl-CGI
[2] CGI の実行はデフォルトで「/var/www/cgi-bin/」配下で許可されています。
よって、例えば「/var/www/cgi-bin/index.cgi」スクリプトを作成して配置することで、「http://(httpd サーバー)/cgi-bin/index.cgi」へアクセス可能となります。 なお、当該設定は「/var/www/cgi-bin/」配下のファイルを全て CGI と扱うため、CGI 以外のファイルは表示不可です。
# 以下の設定により /var/www/cgi-bin/ 配下では CGI の実行が許可されている

[root@www ~]#
grep -n "^ *ScriptAlias" /etc/httpd/conf/httpd.conf

247: ScriptAlias /cgi-bin/ "/var/www/cgi-bin/"
[3] 上記デフォルト以外のディレクトリで CGI の実行を許可する場合は以下のように設定します。
例として、「/var/www/html/cgi-enabled」配下で CGI の実行を許可します。なお、CGI として扱う拡張子を指定しているため、html 等も配置可能です。
[root@www ~]#
vi /etc/httpd/conf.d/cgi-enabled.conf
# 新規作成

# 拡張子 cgi および pl を CGI として扱う

<Directory "/var/www/html/cgi-enabled">
    Options +ExecCGI
    AddHandler cgi-script .cgi .pl
</Directory>
[root@www ~]#
systemctl restart httpd

[4] SELinux を有効にしている場合で、[3] のようにデフォルト以外の場所で CGI を許可する場合は、ポリシーの許可設定が必要です。
[root@www ~]#
dnf -y install checkpolicy policycoreutils-python-utils
[root@www ~]#
semanage fcontext -a -t httpd_sys_script_exec_t /var/www/html/cgi-enabled

[root@www ~]#
restorecon /var/www/html/cgi-enabled
[5] CGI を許可したディレクトリ配下に CGIテストページを作成して動作確認をします。任意のクライアントで Web ブラウザを起動し、以下のように作成したテストページにアクセスできれば OK です。
[root@www ~]#
vi /var/www/html/cgi-enabled/index.cgi
#!/usr/bin/perl

print "Content-type: text/html\n\n";
print "<html>\n<body>\n";
print "<div style=\"width: 100%; font-size: 40px; font-weight: bold; text-align: center;\">\n";
print "CGI Test Page";
print "\n</div>\n";
print "</body>\n</html>\n";

[root@www ~]#
chmod 705 /var/www/html/cgi-enabled/index.cgi

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