Ubuntu 18.04
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Samba : アクセス権付の共有フォルダ作成2018/06/06

 
Samba によるファイルサーバーの構築です。
ユーザー認証が必要なアクセス権付の共有フォルダを設定します。
例として、[security] というグループを作成し、共有フォルダへはそのグループに属するユーザーのみが認証してアクセスできるようにします。
[1] Samba をインストールします。
root@smb:~#
apt -y install samba

[2] Samba の設定です。
root@smb:~#
groupadd security

root@smb:~#
mkdir /home/security

root@smb:~#
chgrp security /home/security

root@smb:~#
chmod 770 /home/security

root@smb:~#
vi /etc/samba/smb.conf
# 25行目:以下2行追記

unix charset = UTF-8
dos charset = CP932
# 30行目:必要があれば変更 (Windows側に合わせる)

workgroup =
WORKGROUP
# 51行目:コメント解除しアクセス許可IP追記

interfaces = 127.0.0.0/8
10.0.0.0/24
# 58行目:コメント解除

bind interfaces only = yes
# 最終行に追記

# 任意の共有名を指定

[Security]
    path = /home/security
    writable = yes
    create mode = 0770
    directory mode = 0770
    # ゲストは不許可
    guest ok = no
    # security グループのみアクセス許可
    valid users = @security

# Samba にユーザー登録

root@smb:~#
smbpasswd -a ubuntu

New SMB password:    
# パスワード設定

Retype new SMB password:
Added user ubuntu.
root@smb:~#
usermod -aG security ubuntu

root@smb:~#
systemctl restart smbd

[3] クライアント側の設定です。Windows 10 を例にします。
以下のように [ネットワーク] - [ネットワークドライブの割り当て] をクリックします。
[4] 画面の例にも書いてありますが、フォルダの欄に [\\サーバー名\共有フォルダ名] と指定します。
[5] パスワードの入力を求められます。[1] で設定した Samba 用の ユーザーID/パスワード を入力します。
[6] アクセスできました。
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