バーチャルホストの設定2012/06/11 |
仮想環境では1台の物理マシン内で仮想Webサーバーを複数立ち上げ、複数のドメイン名で運用することは当然可能ですが、
管理面の面倒さも出てくるので、複数のドメイン名を運用したいだけであれば、やはりこのバーチャルホストの方が手っ取り早いです。
以下の例では、既存のドメイン名を「srv.world」( ルートディレクトリは /var/www/html ),
バーチャルホストで運用するドメイン名を「virtual.host」( ルートディレクトリは /home/fedora/public_html )として設定し、
両者のドメイン名でアクセスできるようにしてみます。事前に自サーバーでDNSに新たに設定するドメイン名のゾーン情報の登録が必要です。
さらに、外部からもアクセスできるようにするのであれば、新たに割り当てるドメイン名をレジストラでDNS登録しておく必要があります。
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[1] | バーチャルホストの設定 |
[root@www ~]#
vi /etc/httpd/conf/httpd.conf # 989行目:コメント解除 NameVirtualHost *:80 # 最終行:元ドメイン用追記 <VirtualHost *:80>
DocumentRoot /var/www/html ServerName www.srv.world </VirtualHost> # 最終行:追加ドメイン用追記 <VirtualHost *:80>
DocumentRoot /home/fedora/public_html ServerName www.virtual.host ServerAdmin webmaster@virtual.host ErrorLog logs/virtual.host-error_log CustomLog logs/virtual.host-access_log combined </VirtualHost> systemctl restart httpd.service |
[2] | 元ドメイン「srv.world」のテストページにアクセスできるか確認します。 アクセスできればOKです。 |
[3] | 追加ドメイン「virtual.host」用のテストページを作成し、Webブラウザでアクセスしてバーチャルホストが効いているか動作確認してみます。 以下のようなページが表示されればOKです。 |
[fedora@www ~]$
vi ./public_html/virtual.cgi #!/usr/local/bin/perl print "Content-type: text/html\n\n"; print "<html>\n<body>\n"; print "<div style=\"width: 100%; font-size: 40px; font-weight: bold; text-align: center;\">\n"; print "Virtual Host Test Page"; print "\n</div>\n"; print "</body>\n</html>\n"; chmod 705 ./public_html/virtual.cgi
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