バーチャルドメインの設定2018/05/10 |
ホストに関連づけているドメイン名とは別のドメイン名も扱えるように、バーチャルドメインの設定をします。
当例は OSユーザーアカウントを利用する場合の追加設定です。 仮想メールアカウントを利用する場合はこちらを参照ください。
例として、
新たに取得したドメイン名を [virtual.host], ユーザー [fedora] が通常のドメイン名で [fedora@mail.srv.world] を利用し、 ユーザー [redhat] が追加のドメイン名で [fedora@mail.virtual.host] を利用します。 ユーザー [redhat] の @前はユーザー [fedora] と同じものを利用できるよう設定します。
バーチャルドメインで使うドメイン名も、名前解決ができるよう事前に DNS に登録しておいてください。
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[1] | バーチャルドメインの設定です。 |
[root@mail ~]#
vi /etc/postfix/main.cf # 最終行へ追記 virtual_alias_domains = virtual.host
virtual_alias_maps = hash:/etc/postfix/virtual
[root@mail ~]#
vi /etc/postfix/virtual # 最初の行にでも追記 fedora@mail.virtual.host redhat
postmap /etc/postfix/virtual [root@mail ~]# systemctl reload postfix |
[2] | 追加アカウントをメールクライアントへ設定し、送受信テストをして確認してください。 |
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