Fedora 41
Sponsored Link

Apache httpd : Basic 認証の設定2024/11/08

 

Basic 認証を設定して、特定のページに対してユーザー認証が必要なようにアクセス制限をかけます。

[1]

Basic 認証の際のパスワードは平文で送信されるため、事前に SSL/TLS の設定を実施しておきます

[2] Basic 認証の設定です。
例として [/var/www/html/auth-basic] ディレクトリを認証対象として設定します。
[root@www ~]#
vi /etc/httpd/conf.d/auth_basic.conf
# 新規作成

<Directory /var/www/html/auth-basic>
    SSLRequireSSL
    AuthType Basic
    AuthName "Basic Authentication"
    AuthUserFile /etc/httpd/conf/.htpasswd
    Require valid-user
</Directory> 

# ユーザーを登録 : [-c] でファイルを新規作成する

[root@www ~]#
htpasswd -5 -c /etc/httpd/conf/.htpasswd fedora

New password:    
# パスワード設定

Re-type new password:
Adding password for user fedora
[root@www ~]#
mkdir /var/www/html/auth-basic

[root@www ~]#
systemctl reload httpd
# テストページ作成

[root@www ~]#
vi /var/www/html/auth-basic/index.html
<html>
<body>
<h1 style="width: 100%; font-size: 40px; text-align: center;">
Test Page for Basic Authentication
</h1>
</body>
</html>
[3] クライアントコンピューターで Web ブラウザーを起動し、作成したテストページにアクセスします。すると設定通り認証を求められるので、[2] で登録したユーザーで認証します。
[4] 正常に認証が成功して、テストページが表示されれば OK です。
関連コンテンツ