CentOS 8
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初期設定 : Web 管理コンソールを利用する2019/09/25

 
RHEL 8 / CentOS 8 のインストール構成で [Server] グループ等を選択してインストールすると、Cockpit が構成に含まれてインストールされます。 Cockpit により、Web ブラウザからサーバーの様々な設定管理を行うことができます。
[1] コンソールのログインプロンプトに [Activate the web console ***] と表示されている通り、Cockpit を有効にすると Web 管理コンソールが利用可能になります。
[root@dlp ~]#
systemctl enable --now cockpit.socket

[root@dlp ~]#
ss -napt

State    Recv-Q    Send-Q        Local Address:Port        Peer Address:Port                                                
LISTEN   0         128                 0.0.0.0:22               0.0.0.0:*        users:(("sshd",pid=831,fd=6))              
LISTEN   0         128                    [::]:22                  [::]:*        users:(("sshd",pid=831,fd=8))              
LISTEN   0         128                       *:9090                   *:*        users:(("systemd",pid=1,fd=24))            
# Cockpit は 9090 をリスンする

# Firewalld 稼働中の場合は許可設定を確認 (cockpit はデフォルト許可)

[root@dlp ~]#
firewall-cmd --list-service

cockpit dhcpv6-client ssh
# もし確認結果に [cockpit] が含まれていない場合は許可

[root@dlp ~]#
firewall-cmd --add-service=cockpit --permanent

success
[root@dlp ~]#
firewall-cmd --reload

success
[2] ローカルホスト または 任意のクライアントコンピュータで Webブラウザを起動し、[https://(サーバーのホスト名またはIPアドレス):9090/] へアクセスします。アクセスすると以下のように Cockpit の ログイン画面が表示されます。任意のユーザーでログイン可能ですが、当例では root ユーザーでログインします。
[3] Cockpit のメイン画面になります。ここから様々なシステム管理操作を行うことができます。
[4] 左メニュー [Logs] では、ログ管理サービス Journal の管理・操作が可能です。
[5] 左メニュー [Storage] では、ストレージの管理・操作が可能です。
[6] 左メニュー [Networking] では、ネットワークの管理・操作が可能です。
[7] 左メニュー [Accounts] では、アカウントの管理・操作が可能です。
[8] 左メニュー [Services] では、各サービスの管理・操作が可能です。
[9] 左メニュー [Applications] では、各アプリケーションのインストールや削除操作が可能です。
[10] 左メニュー [Diagnostic Reports] では、システムの診断レポートの生成や参照が可能です。
[11] 左メニュー [Kernel Dump] では、カーネルダンプの状況が確認可能です。([kdump] サービス稼働中が前提)
[12] 左メニュー [SELinux] では、SELinux のアラートが参照可能です。(SELinux 有効が前提)
[13] 左メニュー [Software Updates] では、インストール済みパッケージの更新情報の参照や更新操作が可能です。
[14] 左メニュー [Terminal] では、ターミナルからの直接コマンド操作が可能です。
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