Debian 12 bookworm
Sponsored Link

Zabbix 6.0 : 監視対象項目を追加する2023/07/11

 
Apache httpd や MariaDB 等の主要なサービスについてもテンプレートが用意されているため、適用するのみで監視可能です。
当例では Zabbix サーバー上の Apache httpd サービスを監視対象に追加します。
[1] 監視対象としたい Apache httpd で server-status を有効化します。
root@dlp:~#
vi /etc/apache2/conf-available/server-status.conf
# 新規作成

<Location /server-status>
    SetHandler server-status
    Require local
</Location>

root@dlp:~#
a2enconf server-status

root@dlp:~#
systemctl reload apache2

[2] Zabbix の管理サイトにログインし、左ペインで [Configuration] - [Hosts] をクリックし、右ペインで、監視項目を追加したいホストをクリックして、メニューから [Configuration] を選択します。
[3] [Templates] セクションの [Select] ボタンをクリックします。
[4] [Select] ボタンをクリックします。
[5] [Templates/Applications] をクリックします。
[6] [Apache by Zabbix agent] を選択します。
[7] [Update] ボタンをクリックして設定を更新します。
[8] 次に [Apache by Zabbix agent] テンプレートを修正します。
デフォルトでは、RedHat 系の Apache httpd のプロセス名で Apache プロセスを監視するようになっているため、Apache2 on Debian のプロセスは見えておらず、常に障害判断となります。
左ペインで [Configuration] - [Templates] をクリックします。
[9] [Apache by Zabbix agent] をクリックします。
[10] 上部タブで [Macros] タブに移動すると以下の画面になります。
[11] 最上部の項目を以下のように [apache2] に変更して [Update] ボタンをクリックします。
[11] 以上で設定完了です。一定時間経過後、データが表示されるようになります。
関連コンテンツ