CentOS Stream 10
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Grafana : インストール2025/01/06

 

Web ダッシュボードツール Grafana のインストールです。

Grafana はデータベースに蓄積したデータの可視化が主機能であるため、利用するためには別途 Grafana が対応したデータベースが必要です。主な対応データベースは以下の通りです。

Graphite, Prometheus, Elasticsearch, InfluxDB, OpenTSDB, AWS Cloudwatch, MySQL, PostgreSQL

[1] Grafana をインストールします。
[root@dlp ~]#
dnf -y install grafana
[root@dlp ~]#
vi /etc/grafana/grafana.ini
# 36行目 : コメント解除してプロトコル指定 ⇒  [https], [h2], [socket] に変更可
;protocol = http

# 42行目 : リスンする IP アドレスを指定する場合はコメント解除して IP を指定
# デフォルトは全て [0.0.0.0] をリスン
;http_addr =

# 41行目 : ポート ⇒ ポートを変更したい場合は変更可
;http_port = 3000

# 48行目 : ドメイン名 ⇒ 表示のドメイン名を変更したい場合は変更可
;domain = localhost

# 71,72行目 : [https] や [h2] でアクセスする場合はコメント解除して証明書を指定
# * [grafana] ユーザーが証明書とキーを Read できることが必要
cert_file = /etc/letsencrypt/live/dlp.srv.world/fullchain.pem
cert_key = /etc/letsencrypt/live/dlp.srv.world/privkey.pem

[root@dlp ~]#
systemctl enable --now grafana-server
[2] Firewalld を有効にしている場合は、サービスポートの許可が必要です。
[root@dlp ~]#
firewall-cmd --add-port=3000/tcp

success
[root@dlp ~]#
firewall-cmd --runtime-to-permanent

success
[3] 任意のクライアントコンピューターで Web ブラウザーを起動し [http://(Grafana サーバーのホスト名 または IP アドレス):3000/] にアクセスします。 すると、Grafana のログインフォームが表示されます。デフォルトユーザー [admin], 初期パスワード [admin] で認証可能です。
[4] 初回ログイン時は、デフォルトパスワードの変更を求められます。変更したい任意のパスワードを入力して [Submit] ボタンをクリックします。
[5] 正常に認証完了すると Grafana のホーム画面が表示されます。以上でインストール完了です。
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